転職を決意したクリニックでのちょっと変わっ体験談

医療事務

入職したクリニックにはなるべく長く勤めたいですよね。

再び自分に合った求人を探したり、履歴書作ったり、面接受けたりするのは避けたいものです。

私にその面倒を乗り越えて転職活動を決意させたクリニック。

転職を考えたきっかけは昼休みや院長の言動など。

私が勤めたクリニックのちょっと変わった体験談をご紹介します。

昼休みのモヤモヤ

お昼休みって、職場によって本当に差がありますよね。みなさんのところはどうですか?

私が働いていたクリニックでは

「昼休みは自由に過ごして下さいね。外出しても良いですよ」

と言われたのに

実際は「どこが自由なの?」と疑問も多く、心身のリフレッシュどころではありませんでした。

電話当番

このクリニックの医療事務は私と医療事務未経験フレッシュちゃんの2人。

お昼休みは交代制ではなく、二人同時に休憩します。

昼休みも電話に出るので、電話当番は30分早くお昼休憩を取ります。

一人は電話待機をしながらの昼休み。

本当は待機時間も労働時間ですよね。

電話当番がトイレに行ったり歯磨きをしているときは、当番ではない方が電話に出ることになりますが、

そんな現実には気づいてくれません。

もしかしたら気づいているけど知らんぷりなのかも。

昼休みは留守電にするか、交代で休憩取らせてくれると良かったなと思います。

小さなクリニックの休憩スペース

小さいクリニックだと休憩室の確保が難しいので、昼休みは共有スペースにテーブルとイスを出して休憩スペースを作ることがあります。

診察室と近くのスペースだったので、完全な休憩時間を確保することができません。

ドアやカーテンはないから、診察室で仕事をしている院長が雑談に加わることも。

このクリニックの院長は政治の話が大好きなので、よくご意見を聞かせて頂きました。

選挙の翌日には、「昨日選挙行った人」聞かれ、案の定投票に行ってないフレッシュちゃんに選挙へ行く意義を熱弁していました。

診療が終わるまで昼休みは取れないので、電話対応が必要だったり、雑談に付き合ったりするうちに、気づけば自分の休憩がなくなってしまうことも。

みなさんは休憩時間、しっかり取れていますか?

昼休みを自由に過ごし労働から解放されて、快適に心身のリフレッシュをするって難しいことのかもしれません。

ちなみに職場の休憩スペースは、背もたれのない丸椅子で腰が痛くなりました。コーヒー好きな院長がドリップ式コーヒーメーカーを買って下さいましたが、コーヒーを作るのはだれ?洗うのはだれ?など気になるのは私だけでしょうか。

業務中のモヤモヤ

昼休みだけではなく、業務中のもモヤモヤもたくさんありました。

そのなかでも、私が「えっ」って思ったことをご紹介します。

元看護師の事務長さん

このクリニックの医療事務は私と医療未経験フレッシュちゃんの2人なので、どちらかが休むと大変です。

 フレッシュちゃん
顔色が悪い人のイラスト(女性)

今朝から具合が悪いので、午後から出勤します

 事務長さんおばさんの顔アイコン 9

具合悪いなら午後も休んじゃえばいいのにね。

と私に言って、受付に私一人残して事務長は事務長室へ。

電話1本出てくれるだけでいいのに…。

1時間だけでも金銭授受やって頂けるといいのに…。

「何か手伝う?」の一言があるだけで気持ちが軽くなるのに…。

チームワークが大事だからこそ、小さなサポートや思いやりの一言の積み重ねが大切だと実感しました。

辞めた人たちへのモヤモヤ

退職の申し出をするのも怖いですよね。

言うのも怖いし、言った後の辞める日までも恐怖。

このクリニックでもやっぱりヤメハラがあったようです。

退職を申し出たら、翌日から自宅待機になった職員。

退職前に有給を使わせてもらえなかった職員。

8時30分からの朝礼に参加しているのに、診療開始の9時からしか時給が出ていないパートさん。

私が退職の申し出をしたときは、やや無視くらいで大きな嫌がらせはありませんでした。

院長の言動のモヤモヤ

朝会でのこと

院長は、毎朝出勤されたとき、私たちが挨拶をしてもほとんど素通り。

それなのに朝会では「元気に挨拶しましょう。はい、やりなおし」なんて言います。

朝会開始の時刻を過ぎて出社しても、何も言いません。

言葉と行動のギャップに戸惑っちゃいます。

朝会はほとんどが前日の反省会です。

朝は機嫌も良くないので仕方ないと割り切っていました。

一時期、フレッシュちゃんが目を付けられてしまい、毎朝「バイト感覚で働くのはやめてくれ」と言われていました。

フレッシュちゃんがミスをしてしまい、誰のミスかは伏せて院長に報告しに行くと「なんなのそのミス」って、馬鹿にしたような一言は今でも忘れません。

個人ロッカー

医事課の個人ロッカーは、短いロッカーだからロングコートは折り返さないと入りません。

看護師は長いロッカーなので、コートを一緒にいれさせてもらっている人を発見すると

白衣を着た男性の顔アイコン5

何で自分のロッカーに入れないの?

〇〇さんが使っているロッカーだけど俺のロッカーだからね。勝手なことするなよ。

さいごに

 

よく院長が

「ここに嫌な人は一人もいない、いい人しかいない」

って言いましたが、いい人ではない人が一人だけいるような気がしていました。

いい人って「文句言わない人」ってことなんだなと改めて気づかされます。

入職後2週間で私は帰宅後も休日も、頭の中が職場のことでいっぱいになってしまいました。

小さな疑問でも積み重なると楽しく働けないし、1日の多くの時間を過ごす場所なので、安心して信頼できる職場かどうかはとても大切だと感じました。

だから、入職してたったの2か月で「転職活動の面倒を乗り越える価値がある」と決意しました。

 

 

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